はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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沖縄県立芸術大学

首里城のすぐ近くのいい場所にある沖芸大についてはいろいろな評価があるけれど、琉球芸能専攻コースの果たした役割は大きいと思う。今の琉球芸能の舞台に立っている若手の多くは卒業生です。

 多くの功績のなかで最大のものは何かと聞かれれば、比嘉康春先生を採用したこと、と答えたい。先生は採用がなければ、勤めていた会社の転勤で県外に行っていたということです。芸能活動にも一区切りつけるお気持ちだったという。もしそんなことになれば、古典音楽界はどうなっていただろうと想像すると、ぞっとします。硬質でありながら柔らかいものが底にある先生の歌三線が聞けなければ、本当にさみしい状況になっていたと思う。(先生のアーキーを聞いた時、伸びやかさの下にある丸みを帯びた表現に引き込まれ、泣きそうになった覚えがあります。大昔節でもきちんと歌詞が聞けるように歌っていて、なおかつ詩情もしっかりと伝わります)。当時の採用者の先生方に感謝です。個人的にはタイミング的に奇跡ではないかと思うくらいの出来事です。

今年、舞踊で島袋君子先生が教授に、比嘉いずみ先生が准教授になりました。舞踊実技はもちろんですが理論にも明るい君子先生と芸大一期生でもあるいずみ先生が、芸大をどんな方向に導いてくださるのか、とても楽しみにしています。



追記
西洋音楽の先生方の力が強いと聞いたことがあるけれど、沖芸大は琉芸専攻(ガムランなどのアジア芸能も入れていいけれど)をメインにした大学であるべきだと思います。建学の理念に「沖縄固有の風土によって培われた個性的な芸術文化の継承と創造」とあるくらいだから。

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