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社会人のための組踊鑑賞教室 ?

社会人のための組踊鑑賞教室 組踊「執心鐘入」
 4月11日 国立劇場おきなわ

国立劇場おきなわは昨年度から普及公演に力を入れるようになっている。昨年度の「雪払い」に続いて今年度は「執心鐘入」を合計6回上演する。
11日はその第一弾で社会人向けの鑑賞教室だった。

第一部では嘉数道彦さんが組踊についてわかりやすく解説し、会場のお客さんを舞台に上げて、約束事や小道具について、一緒に実演もする。ミニワークショップみたいなものだ。

国立おきなわが小湾にあることにちなんで、お客さんと浜下りに行くという設定で、編笠、チーグーシの扱いや、酒の飲み方などユーモラスに説明する。魚釣りの場面を設けて(組踊にはまず出てこないが)、魚が糸をひいたり、釣り損なったりといった光景を見せる中で、地謡に役割を自然に理解させる。笛や手事をそれぞれ動きに合わせてつけていう。感心したのが「アーキー」。釣れなかった「アーキー」と釣れた「アーキー」の歌い分けを新垣俊道がしっかり。最後は「踊て戻ら」で締めくくった。

昨年に引き続き解説役を務めた嘉数さんが、良く考えた内容でまとめた。昨年の鑑賞教室の冒頭、「組踊役者の嘉数道彦です」と客席に自己紹介したのを聞いた国立の偉い方が、胸にこみ上げるものがあったと漏らしたそうだが、なんとなくわかる気がする。(嘉数さんだけでなく今回の出演は才能揃いだ)。

ただ、二部の「執心」にアーキー、「踊て戻ら」などが出てこないことを考えると、もう少し「執心」向けの説明があっても良かったのではないかと思う。(入場者全員に配られたパンフに描かれてはいるけれども)

嘉数さんの解説のあとは「高平良万歳」。組踊からの抜粋を意識した構成で、神谷さんが抜群。ひとつひとつの所作に気迫がこもって、切れと力強さがある。それに引っ張られるように川満さんも熱演で、誰と組むかというのは、本当に大切だと思った。


第一部 
  解説・案内役:嘉数道彦 
「高平良万歳」神谷武史、川満香多
〔地謡〕
 歌・三線/新垣俊道・仲村逸夫・崎濱秀貴
 箏/久貝栄喜    笛/入嵩西諭
 胡弓/玉城和樹   太鼓/久志大樹
第二部「執心鐘入」
 中城若松・・宮城茂雄
 宿の女・・・親泊邦彦
 座主・・・・金城清一
 小僧一・・・平田智之
 小僧二・・・呉屋 智
 小僧三・・・金城真次
 鬼女・・・・佐辺良和  
地謡 一部と同じ


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