はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

国立劇場おきなわ第1回創作舞踊大賞

9月に上演された、「第1回創作舞踊大賞」の結果が発表された。
今回は大賞はなし。2作品が奨励賞を受賞した。

「創作琉球舞踊組曲 新南島風土記 ニライの島」
「創作歌舞集―ニライカナイ」

「ニライの島」は、候補の中では好きな作品だった。
「ニライカナイ」は音楽がよかったと思う。


 講評で田中英機審査委員長は「4作品全体を通し物語性を再現する以上に舞踊とは何かを考えないといけない」と指摘。「―ニライの島」に関して「類型的な印象もあったが、構成や振り付けで新鮮な部分が振り分けられていて面白い。あれもこれもと欲張りすぎてもいる」と評した。
 また「―ニライカナイ」は「舞踊の創造性に不満が残る点もあったが、エンターテインメントの醍(だい)醐(ご)味(み)が伝わった。賛否両論に分かれていた」と指摘。

物語性を再現する以上に舞踊とは何かを考えないといけない

という部分は興味深かった。琉舞は歌詞を踊ってきた、とは以前から言われていることで、
その上で創作に舞踊性の純化を求める人もいた。この論者の言う「純化」とは、「物語(叙事」性の捨象」を指し、舞踊劇、劇的舞踊の方向で創作することに批判的に思える。

一方で、物語性は必要だと考える人もいる。この人は、沖縄では創作の物語性の共通認識に欠けると口惜しがっていた。日舞が、平家物語や謡曲など先行作品への理解を共通の素地として成り立っているのに対し、沖縄ではそれに対応する物語がないのだと指摘していた。
組踊りや歴史的事実に基づくテーマの創作舞踊も状況設定の説明にとどまっている場合が多いとも。

いずれも、20年以上前に述べられていることである。同様の論評は、この2人以前にもあっただろうし、今後も続くだろう。

「大賞」は来年もあるという。新聞社や放送局による賞が中断し、創作舞踊を一堂に見る機会が減っていただけに、国立劇場おきなわの企画の発展に期待したい。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「ニライの島」が再演されます。
udluimudolui

『うどぅいむどぅい』
あしびなープレゼンツ コザ歌舞団公演vol.1
12月14日午後7時開演
沖縄市民小劇場あしびなー

第一部では、おなじみの古典・雑踊りもあります。



沖縄市といえば

島若hito



『島若人の集い」
12月4日午後6時30分開演
ミュージックタウン音市場
古典音楽から沖縄、八重山、奄美の民謡、泡瀬の京太郎など、若手演者が出演します。
















スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

亀千代

Author:亀千代
「歌たい舞うたい」と「子の会」のファンがつらつら書いてます。

文中敬称略の部分がありますが、ご了承ください。
エントリの間違いはぜひご指摘ください。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

最新トラックバック

FC2カウンター

FC2ブックマーク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。