はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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うどぅいむどぅい



12月14日
沖縄市民小劇場あしびなー

あしびなーは、沖縄の劇場の中でも好きな場所の一つ。300席くらいの客席のどの位置からでも舞台がよく見えて、音も聞きやすい。また、お客さんのノリがよくて、たびたび会場の一体感が生まれるからだ。琉舞や芝居の公演などで特に感じる。
そのあしびなーを拠点に旗揚げしたKOZA歌舞団の旗揚げ公演「うどぅいむどぅい」も、立ち見が出るほど詰めかけた観客をおおいに沸かせた。

出演者は、先日、国立劇場おきなわで初演された「ニライの島」のメンバーが中心。第一部で古典・雑踊、第二部が「ニライの島」という構成だった。


老人・嘉数道彦の祝賀と芸能継承の思いを込めた口上に続く「かぎやで風」。老女・阿嘉修の紫系の金襴とクバの月扇、おめけり風の衣装に真っ赤な牡丹を持った知花小百合が印象に残った。

「八重瀬の万歳」は、宇座仁一。今回のお目当ての一つで、唱えの力強さと踊りの角角の適度な柔らかさが、安定していた。数日前の芝居「ラッキィ・カム・ハワイ」に続いて、良いものを見せてもらいました。

新崎恵子の「鳩間節」は独自のチラシと小道具を加えた。
弟子の松田香織が踊っていたものを、振り付けた師匠が見せた。片足立ちのところなど非常に短いのに、結構立っている印象を与えたりと、早間の踊りを体力勝負に持っていかない技量は、貫禄だなと思った。
小道具に鳴子のついた扇子を選ぶのも先生らしい。

第二部の「ニライの島」は、島の生活をテーマに、各地の芸能を修集成した作品。冒頭のウスデークで着ていたのは、地元沖縄市で受け継がれてきた、本物の知花花織との紹介があった。初演より、舞台が狭くなってメンバーが減ったせいか、演出や振りが若干変わって、締まった感じがした。暗転の多さや、せっかく気持ちよく民謡を聴いているときに、下手であまり意味のなさそうな踊りがあったりするなど、興をそがれる面もあった。

今回の公演は、いいところも多かったけれど、気になる点もあった。
一つは、舞踊の熟度が演目でまちまちだったこと。
もう一つは、踊り手の調和がとれていない面があったこと。たとえば「醜童」。美女に当たった二人がほとんど真逆の解釈をしているように思える踊りだった。先頭の方は、芝居化粧のように決めて出てきた。背中に垂らした紫も幅を広げていて、きれいではあるんだろうけれど、どこか品がないと感じる人もいるはず。踊りも、上げたり、下げたり、払ったりする手がいちいちシナを作っているように見える。対する後ろの美女は、白基調の古典舞踊でよく見る化粧に、紫もきっちり畳んで、真面目な踊り。
この二人は流派も違うし、どちらが好きかは観客の好みだろうから、一概には決められないだろう。けれども、どちらかに合わせるなり、歩み寄るなりして、調和を持ってもらわないと雰囲気が壊れる。ちなみに醜女は、古典調に踊っていた。「ニライの島」でもこの手の不調和や悪目立ちする踊り手がいたので、演出や監修の先生がしっかり見て上げれば良いのにと思った。






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Comment

ハイサイ[i:63734] 

久しぶりに舞台見ました
歌舞うメンバーが多数出演するってこともあって

おかげで元気をもらいました~

阿嘉さん、仁さん、道彦、涼太、かなめさん、小百合さん、麻里子さん、香織、英樹さん、実人さん、礼乃
ありがとう~

お疲れ様でした
  • posted by 空 
  • URL 
  • 2010.12/21 09:53分 
  • [Edit]

NoTitle 

歌舞うメンバー、頑張ってましたよね。

加那よー天川見てるときに、来年の春は、あしびなーで歌舞うがないのが、しみじみ寂しく感じました。
  • posted by 亀千代 
  • URL 
  • 2010.12/22 00:46分 
  • [Edit]

歌舞う・・・ 

せめてもの腹いせに、1月8日と9日の
「真夏の夜の夢」は二日とも行くことにしました。

私もアシビナーの空間とコザメインのお客さん、大好きです。
あの建物は嫌いですが。

「うどぅいむどぅい」は私は行けず、同居人だけ楽しんできて、
とくとくと語るので、不愉快でした。

「ラッキーカム」のエントリー、まだかなーと待っています。

よいお年を。ちゅーる とぅしん ゆたさるぐとぅ うにげーさびら
  • posted by セバ@宜野湾 
  • URL 
  • 2010.12/23 00:29分 
  • [Edit]

Re: 歌舞う・・・ 

「うどぅいむどぅい」の会場では、お会いできなかったので、残念でした。
「真夏の夜の夢」面白そうですよ。初日にはアフタートークもあるようなので、
たくさん質問もできそうです。

また、来年もたくさん見ましょうv-221



> せめてもの腹いせに、1月8日と9日の
> 「真夏の夜の夢」は二日とも行くことにしました。
>
> 私もアシビナーの空間とコザメインのお客さん、大好きです。
> あの建物は嫌いですが。
>
> 「うどぅいむどぅい」は私は行けず、同居人だけ楽しんできて、
> とくとくと語るので、不愉快でした。
>
> 「ラッキーカム」のエントリー、まだかなーと待っています。
>
> よいお年を。ちゅーる とぅしん ゆたさるぐとぅ うにげーさびら
  • posted by 亀千代 
  • URL 
  • 2010.12/25 15:38分 
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