はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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報い川・豊年

1月14日 パレット市民劇場

時代人情歌劇「報い川」

 村祭りでの角力(すもう)の勝敗をめぐるいさかいで、図らずも下田(春洋一)をあやめてしまった前門(森田豊一)。良心の呵責(かしゃく)から前門は下田の忘れ形見・亀寿(高宮城実人)を自分の娘ウサ小(安次嶺正美)と一緒にわが子のように育ててきた。事件から18年がたち、相思相愛となった亀寿とウサ小が、夫婦になりたいとの思いを父に告げたとき、前門は重い口を開くのだった…。

前門役の森田豊一さんの元気なところを久々に見ることができました。我が子同然に育ててきた亀謝に、実は父親を殺したと告白して、川に身を投げる。悲しみを背負った役所を淡々と演じていた。亀謝の高宮城実人さんのせりふ回しはいつものどこか抜けた三の線の香りをかすかに漂わせ、それだけに、実の父・育ての父を運命の綾で失った息子の悲哀を感じて、ますますファンになりました。配役の勝利でしょうか。亀謝と契るウサ小は安次嶺正美さん。聞きやすい歌声でした。
「楽しき朝」という小歌劇は、「報い川」の一場面が独立したものだそうです。佐辺良和さん伊良波さゆきさんが担当していました。


舞踊喜歌劇「豊年」


「豊年」は漁師と農民の夫婦が互いの伴侶自慢をするうちにけんかとなり、そこに父親も加わって、話があらぬ方向に進んでいくという内容。出演は、農民に当銘由亮、その妻に伊良波冴子、主(夫の父)に仲嶺真永。漁師に具志清健、その妻に吉田、主に北村三郎。


吉田妙子、伊良波冴子、ご両人に目が釘付けでした。発せられる言葉の一つ、手足の上げ下げの一つまで、見入ってしまいます。特に伊良波さんの姿・声のきれいさ。ほかの役者[若い世代だけでなく]となにが違からこんなにピカピカした発光体になれるのでしょうか。
北村三郎さんたちが加わって、大団円の踊りが始まる頃には、舞踊歌舞劇(とパンフにはあった)という記述が意味重複か?なんてことはどうでもよくなったのでした。

今回から?字幕が国立劇場おきなわと同じシステムで表示されていました。せりふを逐次表示するのではなく、あらすじを映していたのは、よかったのではないでしょうか。場面とちょっとずれたりしていたので、タイミングがあってくれば、芝居がもっと理解しやすくなると思います。客席に観光ツアーのお客さんもいました。字幕の導入でさらに客層が広がるといいと思います。
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