はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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組踊「饒辺真山戸」

6月3日国立劇場おきなわ

伝統組踊保存会の復活公演で「饒辺真山戸」と「忠臣護佐丸」が上演されました。

饒辺真山戸


「饒辺真山戸」は上演記録がなく台本も大幅に欠落しているという悪条件の下、眞境名正憲先生が補綴・再構成されました。
いわゆる「古典組踊」には珍しい恋愛ものです。

あらすじ
首里の高貴な家柄の饒辺真山戸は平安座大主の娘玉かねに恋するが、親の反対でままならない。長老の助言で、布売りに身をやつして玉かねに会いに行くが「人違い」だと拒絶され、海に身を投げる。真山戸の死を知った玉かねは後を追うことを決心する。そこへ船遊びをしていた屋慶名大主に助けられた真山戸が登場し、二人はめでたく結ばれる。

残っている台本は饒辺真山戸と玉かねのやり取りが中心。舞台でも、二人のせりふ劇のようになっていました。玉かね役の宮城茂雄さんは、いつもながらに抜群の安定感でした。唱えが怪しくなったり、貫花の踊りがおぼつかない(プロレベルで)方もいる中で、端正な役をきちっとこなすのはさすがだと感心しました。
真山戸の嘉数道彦さんの演じる、身をやつした若衆、という役は難しいのではないかと想像します。布売りに変装した真山戸は、「花売りの縁」の森川の子のような粗末な格好に天秤棒を担いで登場します。30代にさしかかり、輪郭も男性らしい嘉数さんが、若衆役の武器である綺麗な衣装なしでも少年らしさを感じさせたのはいいなと思いました。

音楽は、仲間、散山、述懐と組踊らしい選曲。地謡指導の照喜名朝一先生がほかの方の独唱で演奏のヘルプに入る場面もあったようです。



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