はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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宮城能鳳先生

宮城能鳳先生
宮城能鳳


横浜能楽堂の15周年と山崎有一郎館長の白寿を祝う公演が行われています。横浜能楽堂の能舞台は、明治8年に根岸の加賀前田家の隠居所に建てられたものを山崎先生の父君が大正8年に染井に移築したものが原点だそうです。深い縁で結ばれた二つの慶事を寿ぐため、組踊「花売りの縁」が披露されます。

立方指導で乙樽役の宮城能鳳先生が読売新聞のインタビュー
>「夫に会えた喜びだけではなく、長らく音信不通だった不満を含む、様々な心情が交錯する女性の心理を演じたい」と話す。

と答えていました。
梅の一枝を渡そうとした森川の子が妻子が目の前にいることに気づき、身を隠して後の

♪親子命はまて とまいて来る心
あだになちのよで 隠れやりいまいが

と、干瀬節が流れるところで、いろいろな心情が交錯しているのだろうとは感じますが、「音信普通だった不満を含む」という解釈で演じられていることに思い至ったことがありませんでした。
能鳳先生の言葉で勉強させていただきました。

能鳳先生の発言でもう一つ感じいったことがあります。
先日、那覇市文化協会に「うちなーぐち部会」が加わりました。その席上で顧問に就任された先生が、教え子が沖縄芝居に出てうちなー口が上手になっていくことを歓迎されたそうです。又聞きなので正確ではないかもしれません。能鳳先生は、「組踊が崩れる」ことを心配して教え子が芝居をすることに慎重だという勝手なイメージがあったので、意外でした。でも、能造先生がお元気なころは道場の公演で芝居もしていましたから、意外ではないかもしれません。
これからは、宮城本流の皆さんを芝居で見かける機会が多くなるのでしょうか。楽しみです。



追記

「長らく音信不通だった不満を含む」は舞台を見ていてあまり感じたことのない部分でした。能楽堂での公演に向けてのインタビューなので「だいぶ芦苅に寄せてるな」と思ったわけです。勉強、勉強。

宮城本流の芝居出演、ぜひお願いします。


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