はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

芸能花舞台

芸能花舞台 - 琉球舞踊の魅力 –

7月9日放送
NHKの「芸能花舞台」は久しぶりの琉舞特集。「本嘉手久」「下り口説」「花風」「川平節」「貫花」が踊られた。スタジオ撮影らしく、カメラワークや照明や装置に凝った番組でした。



「本嘉手久」は佐藤太圭子。リリアンみたいな紐をたくさん垂らしたセットに青空と白雲をイメージしたような照明を当てる。歌詞に出てくる「深山」の「春」のイメージなのだろうか。

花笠をかぶった女が歩くさまを俯瞰で撮る。そのまま「本嘉手久節」の春の情景描写。歌詞からすると若い女の踊りかと思うけれど、薄灰色地の衣装(なんだろう。ライトのせいか地の色に少しブルーが映り込んだようにも見え、さわやか)は大人っぽい印象です。それでも大ぶりの文様が若々しさを出しています。花笠に手をやるところなどのうきうきとした心持は、梅の匂いに誘われて鶯が鳴きだす春の道行。

出羽が終わると、後ろ向きになって花笠をとる。舞台では、この後ろ姿にみとれます。ぶれない背中に、ただの道具の持ち替えという段取りではない美しさがあります。今回は地謡のショットが差し込まれて、見られなかったのが残念でした。とはいえ、踊りは素晴らしく、手に持った花笠の軽やかな扱いは楽しく、袖を取るところもふわっとした思いが愛おしげでした。入羽も春を楽しむ女の風情です。悲しい恋ではなく、これから始まる希望のある恋が重なる踊りでした。

 カメラワークを工夫している分、いつもと違った角度で見られるのはいいのですが、見たい所が見えないというジレンマがあるわけです。いい踊りなので、生に近い形で見たくもありました。「下り口説」「花風」「川平節」「貫花」はまた次に。

再放送は12日23時30分です。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

亀千代

Author:亀千代
「歌たい舞うたい」と「子の会」のファンがつらつら書いてます。

文中敬称略の部分がありますが、ご了承ください。
エントリの間違いはぜひご指摘ください。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

最新トラックバック

FC2カウンター

FC2ブックマーク

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。