はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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歌たい舞うたい プログラムA前半

歌たい舞うたいプログラムA

第一部は舞踊、第二部に歌舞劇「歌たい舞うたいコザの町09」。

舞踊は古典、雑踊とメンバーの創作舞踊をテーマごとに対にした構成だった。

横じまの紅白幕が、パッと落とされると出演者全員が勢ぞろいの『かぎやで風』が始まった。
日常を心地よく断ち切って、歌舞うの世界に一気に観客を引き込む演出。歌舞伎劇評の渡辺保氏が、「浅葱幕」を論じた際、あまりに大きくなった劇場ではその「世界を変える」効果が減殺されると指摘していたが、あしびなーの舞台では、さっぱりと落ちて効果満点だった。踊り手が舞台を去ると、『本散山節』『世栄節』の斉唱をしっかりと聞かせる。地謡がよければ、半分以上成功だと思っているので、期待の布陣だ。

『くゆい』はクイーンの「We Will Rock You,」とユープラの「クユイヌハナシ」に乗せた男女の群舞。男はピンク、女は緑のサテン(?)の着物で下駄をタップのように踏み鳴らしながら踊る。ライティングもクラブっぽい。ふりのネタ元は日舞の「高杯」かなと思ったけれど、ビートたけし「座頭市」らしい。「We Will Rock You」=まさに揺さぶられっぱなしの踊りだ。「クユイノハナシ」は様々な矛盾を抱えながら、それでも沖縄のプライドと故郷への愛を抱かずにはいられない、ユープラの代表曲だ。

『かぎやで風』と『くゆい』が響きあったところで、花つながりの『本貫花』と創作『あたい花』。

 知花小百合の『本貫花』は出色だった。元気で活発なイメージを抱いていたが、しっとりとにおい立つような美しさ。しかし嫋々としたところはなく、せせらぎのようにさわやかだ。特に貫花を舞台に置く、この踊り独特の振りが良かった。投げ出すようにする型もあるが、赤は愛する人にうちかけて、白は子供たちに与えようという貫花を投げるのはどうも納得できない。また、舞台でドサっと音がするのも興ざめだ。宮城琉の知花はスルっと滑るように舞台に起き、後ろ姿も楚々と袖に戻った。
庶民姿の呉屋かなめと阿嘉修の名コンビが登場し、舞台に残った貫花を持って二人の創作「あたい花」を踊る。貫花を二つに切ってレイのようにそれぞれの首に巻く演出は、ありだとは思うが、大事な小道具を゛壊す″感じもして、正直若干の抵抗感があった。

『浜千鳥』『恋々千鳥』
 女性4人の『浜千鳥』に続いて男性4人の『恋々千鳥』。阿嘉修作舞の『恋々千鳥』は大好きな踊りで今回のお目当ての一つ。何度か見ているけれど毎回演出が違うのも楽しみ。今年は後段に前川守賢が書き下ろした「恵み豊さ」を持ってきた。速いテンポで軽快さもあったけれど、曲としては「サイヨーサイ、サイヨーサイ」のリフレインが心地よい前回までのほうが好み。でも両の袂でかわいらしさを出すところや蹴りだす足の連ねなど、又見られてよかった。

漁村の風物は『魚くわぁーし節』と『谷茶前』
呉屋かなめの創作は女性群舞で魚釣りの楽しさが満点。軽快な動きとユーモラスな表情で盛り上げる。おなじみの『谷茶前』は阿嘉の振りでより親しみやすく。

一部の最後は『テンパリ小』作詞・高宮城実人、作曲・花城英樹、振付・呉屋かなめ
 メンバー総出の激しい踊り。この人たちは疲れるということがないのだろうか。


司会の富田めぐみさんの番組に昨年出演した際の音声


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