はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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重要無形文化財1



琉球舞踊が国の重要無形文化財に認定されるようです。文化審議会が文部科学大臣に答申しました。1972年5月15日に組踊が認定されてから2件目です。おめでとうございます。

発表資料によると指定要件は
一 演者
舞踊,音楽の大部分が琉球舞踊保存会の会員であること。
二 演目
伝統的な演目及びこれに準ずるものであること。
三 演技演出
伝統的な演技演出を基調とすること


39人が保持者に認定されました。先生方おめでとうございます。顔ぶれは舞踊18人、音楽21人す。すべて県指定の「沖縄伝統舞踊」の保持者で、舞踊は2次認定、地謡は1・2次認定の先生方が並んでいます。
今回は総合認定なので、「琉球舞踊保存会」を結成し、先生方がその構成員として保持者となります。県指定が「沖縄伝統舞踊保存会」で国指定が「琉球舞踊保存会」なのが面白いですね。新たに結成された「琉球舞踊保存会」ですが、県指定でいう二次認定の舞踊家、1、2次認定の地謡の先生方がずらっとならんでいますし、会長も同じ玉城節子先生ですから、この2団体がどういう形で協調していくのか、統合されていくのか興味があるところです。

団体の話はさておき、琉球舞踊が国の重要無形文化財に認定されたことはどういった意味をもつのでしょうか。
発表資料では
≪琉球舞踊は,沖縄の歴史と伝統の中で芸術的に洗練された沖縄の特色ある舞踊である。琉球王国で大成した琉球古典音楽による古典舞踊と,明治以降に庶民風俗を取り入れ沖縄の民謡による雑踊に大別される≫
として古典舞踊と並んで雑踊も包含しているのは重要ではないでしょうか。また、組踊と違って男性に限定していないのも、歴史の流れであり、誰が琉舞を支えてきたのかを考えたときには自然でしょう。
もっと大事なのは、
≪琉球舞踊は、芸術上特に価値が高く、また芸能史上重要な地位を占めるものである≫
とされていること。さらには
≪今回認定する39名は、琉球舞踊の技法を高度に体現し、重要無形文化財「琉球舞踊」の保持者としてふさわしい者であるので≫
となっていることだと思います。

「高度に体現し」というところを文字通りに解釈すると、「舞台の上で見せる・聞かせることができる」という意味だと思います。「さすがだねー」と唸らされたり、「よかったね―」と幸せな気持ちで退場を見送ることのできる踊を、今後ともますます見せていただけるものと楽しみにしています。

先生方の踊りが見られるのは、直近では、「上地源照 偲ぶ会」(19日、国立劇場おきなわ)ですね。宮城幸子先生が「諸屯」を踊ります。独唱ですが、城間徳太郎先生「赤田風節」、玉城政文先生「仲間節」もあります。 



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