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琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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組踊道具・衣装制作修理

 琉球舞踊の重文指定もさることながら、「組踊道具・衣装制作修理」が国指定選定保存技術に認定されたのはうれしいことです(特に補助金などの実利的な面で期待したいです)。島袋光史先生の下で修業された金城裕幸さんが保存会長になって活動していくそうです。組踊には様々な課題がありますが、道具・衣装は改善の余地が大いにある分野です。たしかに紅型衣装の色鮮やかさなどは評価されています。玉城盛義先生や宮城美能留先生、島袋光史先生の衣装道具は、なるほどいいものですし、手間暇をかけられたことが見て取れますが、それでもなお、ご自身は満足されていなかっただろうと感じます。
現役舞踊家・組踊役者の平田智之さん、志田真木さんなど技術者や学識経験者の皆さんが、衣装道具の古来の姿を解明し、現代にあった形で舞台を彩ってくれることだろうと楽しみにしています。

琉球舞踊の衣装道具にも同じことが言えるのではないでしょうか。
先日発刊された。八重山ミンサー織元のあざみ屋さんの記念誌「ミンサー全書」に大城学国立劇場おきなわ調査養成課長と佐藤太圭子先生が一文をよせています。それぞれに「加那よー天川」とミンサー帯をテーマにしています。
大城課長は、手巾とミンサー帯を渡は女から男に渡すのが本来であるのに、相互に交換するような型になっているとの論評でした(この論自体に賛否あることは予想できますが、貴重な指摘だと思います)。以前に新聞に寄稿した時よりも分量をとっての論でした。佐藤先生は、踊りとミンサー帯についての芸談で、きりりと引き締まった気持で踊ることができる、旨書かれています。踊りにおける小道具・衣装の重要性を再認識できました。

今回の国選定保存技術は組踊関係ですが、新聞掲載の写真は、「柳」の柳を修理(制作)しているシーンです。組踊と琉舞の道具・衣装は地続きです。昨年、結髪の小波則夫先生が技術保持者になりました。環境は整いつつあります。後一層の活躍を期待しています。

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