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琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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島袋光晴松の公演

松の公演パンフ

11月27日 国立劇場おきなわ



今年、島袋本流紫の会が55周年を迎え、島袋光晴宗家の喜寿と叙勲という祝い事も重なった節目の公演です。7演目中5演目が宗家の創作。宗家は自作の新作組踊「夜討ち」と舞踊喜歌劇「豊年」(作・親泊興照)に出演されました。

「夜討ち」は、球陽の附巻にも収められているという、真壁の按司と国頭の按司の白馬を巡る争いをもとにした小品です。宗家は仇役の国頭役で、亀千代・金松兄弟に親の仇として討たれます。冒頭、狩りに出かける国頭がいきさつを語り、弓矢を持って踊ります。宗家の唱えと、矢じりを握ってちーぐーし代わりに口説を踊るのが面白かったです。国頭がはけると、花道から亀千代・金松兄弟が、登場し、国頭の居所を夜に乗じて火攻めする段取り。兄弟は一指し舞って、上手に松明を投げ入れ、これで敵討ちを果たしたことになり、喜んで帰ります。居所を焼く火焔は赤いライトで表現。ちょっと短すぎる気もしましたが、上手がやると見ごたえがあるだろうなと思いました。

「豊年」。仲の良い漁夫の夫婦と農夫の夫婦が、夫婦自慢がエスカレートして喧嘩になり、また仲直りするというおはなしです。宗家は仲裁に入る漁夫の父役でした。農夫の父役の八木政男先生とのやりとりは、喧嘩をしても酒を飲んでも、ほのぼのとしていました。若いころに光史先生と組んで演じたという「豊年」を見てみたいと思いました。
宗家が以前「馬山川」の指導をされたときに、「役者の踊りと舞踊家の踊りは違う」と話されていました。今回の「豊年」では、現在の沖縄芝居の代表的役者である八木先生を相手にどのような意識で舞台に立たれたのか、伺いたいと思いました。

祝儀舞踊の群舞「石扇の花」「石扇の駒」はおめでたく。「糸おりの綾」は、旅の安全を祈るうみない、恋人のために機を織る女、花の咲き始めた娘、首里から恋人のもとへ下がる男の心象風景を、4人の踊手が手巾をモチーフに踊り継いだ。大漁を喜ぶ漁村の群舞「おに、きゃら歓てぃ」は6曲構成で賑やかに。唯一の古典女踊「瓦屋」は島袋恵美子先生でした。

松の公演ロビー







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