はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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きざみ節

きざみ節

5日 沖縄市民会館中ホール キジムナーフェスタ
構成・演出/加藤直   
出演者 ターリー・平良進 抱親・真栄田文子 三郎・当銘由亮 遊女チル―・小嶺和佳子 三郎父・仲嶺眞永  歌三線・花城英樹、玉城和樹、太鼓・高宮城実人


3回公演の初回を見ました。小屋と芝居の相性がとてもよかった。中ホールをさらに半分に区切って階段状の客席を配してあるので、舞台に手が届きそうな感じです。この近さだから、思わぬハプニングも観客の気分を高めたのでしょう。前舞踊のときにもわざと舞台袖を見せるような配置になっていたので、アットホームさが増していました。

前舞踊は揚竹田・当銘、秋の踊り~鳩間節・平良、日傘踊り・小嶺です。
秋の踊りは、大柄の紅葉を散らした着流しです。子供の踊りをよく見るので大人は新鮮でした。チラシはやっぱり、伊良波尹吉への挨拶代わりなのでしょうか。それはともかく役者さんは見せ方をよく知っています。準備で裾をからげるのに手間取ったり、片足立ちがおぼつかない(?)のをかえって飄々とした魅力に変えて、自由な踊りで観客を喜ばせていました。小嶺さんの日傘は、他の人より濃厚で花風みたいでした。


「きざみ節」は加藤直の構成・演出です。2003年にあしびなー5周年記念で「泊阿嘉」と一緒に上演したものでしょうか。欄間みたいな背景飾りも舞台写真に残っています。あの時は「琉球KAGEKI」の冠がついていましたが、今回は「沖縄芝居」となっていました。沖縄芝居と聞いてイメージする芝居です(「琉球KAGEKIきざみ節」は見ていないのですが、あまり変えていないと思います)。
平良、当銘、小嶺はオリジナルキャスト。平良とみさんの代役の真栄田と仲嶺が新顔です。

ハプニングというのは、ターリーと三郎父の登場で、平良の帯がほどけてしまったこと。仲嶺も手伝うけれど、なかなか結べなくて、ハーダーリーになってしまいます。地謡も一生懸命つなぐけれど、自然と笑ってしまうし、アンマーも笑い涙をぬぐいながら舞台に出てきます。もちろん観客も爆笑。小屋が小さいうえに、幕開けから、舞台と観客の心理的な距離が近くなっているので、大喜びです。「沖縄のコメディア・デラルテがおなじみの恋と欲を小脇にドタバタ走る」というパンフのうたい文句通りの楽しい公演になりました。

せっかく木の舞台でやっているのに、グレーのカーペットを敷くのはやめてほしかった。狂言も簡略な舞台装置だったけれど、所作台と金屏風くらいの配慮はしていたのだから。

「KAGEKI リア王」も見る予定です。いろいろ物議もかもす加藤演出に期待。


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