はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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第二期組踊研修生 第三回発表会

10月8日 国立劇場おきなわ

早いもので発表会も3回目
ということは、研修も折り返し地点。組踊「銘苅子」が上演された。羽衣伝説を下敷きに親子の情愛・惜別を盛り込んだ名作を9人の研修生が熱心に演じていた。上手になってきているという評価を聞くことができた。

天女の田口博章は、第一回発表会でも宿の女に抜擢されていた。ただ、新垣悟、東江裕吉、佐辺良和、宮城茂雄、金城真次などと肩を並べようと思えば、もう一段の努力が必要だと思う。今回は、クライマックスの天女が昇天する場面、「これまでよと思ば 飛びも飛ばれらぬ」で声のコントロールを失ったように聞こえたのは惜しかった。松の枝に袖を引っ掛けてしまったのも、もったいなかった。 

銘苅子は天願雄一。発音の勉強をしているようすで、丁寧に言おうとしていた。その分「ふぁ」などの音が耳に付くところもあった。声量や雰囲気はあった。化粧は白くするならはっきりと白くしたほうがいいのではないか。白粉が薄くて肌が透けているのか、妙に青白く見えた。(照明の関係かもしれない)。

おめなり・西門悠雅、おめけり・玉城匠は、通常子供が演じる役をこなしていた。次回はどんな役があたるか楽しみだ。上使は岸本隼人。

歌三線は平田旭・喜納吏一・仲村渠達也・大城貴幸の4人が担当。天女が登場する「通水節」の出だしが一瞬不揃いだったかも知れない。別れの場面の子の嘆きを歌う二揚「東江節」(大城)は普段より声が細かった印象だ。発声が苦しそうには聞こえなかったし地力のある人なので次に期待。4人で歌い分けた「子持節」は「母に捨てられて 別れやり居れば」を担当した仲村渠の声が割れずに情感があった。下支えした入嵩西諭(賛助)の笛がしみじみ。入嵩西の笛は音に正確さと幅、情趣があっていい。
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