はりくやまく

琉球舞踊・組踊・古典音楽を見たり、聞いたり、のメモ

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組踊の中の琉球舞踊~喜怒愛楽


6日 国立劇場おきなわ

組踊の中で踊られている舞踊を「喜怒愛楽」の4つのテーマに分けて紹介する企画。<高平良万歳><女特牛節>などの評価の定まった名作から、近年の復活作品、名場面の再構成と盛りだくさんの内容で、意欲的な試みではあった。舞台装置に紅型幕を用いず、場面を象徴するようなライティングを工夫していた。


とはいうものの、公演自体は今一つ盛り上がりに欠けていた。「いまひとつ食い足りない」「音が弱い」「構成が単調」などの声が聞こえた。
「食い足りない」のは、物語の筋や唱えから切り離されたため、情感が薄れたこと。劇中舞踊は、どちらかというと小品で、独立して観ると物足りなかったのかもしれない。
「構成が単調」なのも、それに通じるのだろうか。
「音が弱い」については、びっくりした。地謡が空間に吸い込まれたのかと思うくらい届いてこない。強く演奏しているのに、踊り手から「もっと強く」とリクエストが来たと、ある弾き手が話していたから、なにか不思議なことが起こったのかもしれない。

公演の目玉だった、組踊「二童敵討」から「二童阿麻和利敵討」は、二童の踊りにふれた阿麻和利が討たれるクライマックスを再構成した。阿麻和利の登場に手事でなく劇中にない<世栄節>を用いたこと、二童が上手の阿麻和利でなく客席に向かって立つこと、阿麻和利に詰め寄るときの台詞<戻せはやるまい>を除き、<津堅節>に詞をあてて繰り返したところなどが、舞踊にする工夫だったかと思う。ただ、登場人物が3人だったので、大団扇や着物を褒美にやる場面などが、もたついていた。後見代りの供三を残すか、いっそのこと阿麻和利を出さずに二童の踊りメドレー(高平良万歳のように)にしても良かったのかも知れない。
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